スーパーが泣いて喜ぶ情報BIZ

スーパーやデパート、ディスカウントショップ、ドラッグストアなどでは同じ商品や同じような 商品を扱っている他社ではいくらで売っているかが常に気になります。
そこで自社の社員 が競争相手の店舗等に出向き、価格を調べる事があります。
その内容によっては急遽 価格や展示場所を変更する場合もあります。
もちろん、価格の決定は各企業の経営方針や採算性に基づいて算出されていますが、 ただ、それだけではこの厳しい不況下での競争に勝ち残る事は出来ません。
当たり前ですがこの情報収集も企業の生き残りの重要な要素になるのです。
そこで自社の社員ではない「アウトソーシング」の情報収集サービスの出番です。

さてここで、画像も動画も撮れて送信できる、今あなたがこの情報を見ている携帯電話の登場です。契約している 企業の競争相手はあの商品やこの商品をいくらでどのように売っているかを携帯電話で 撮影、送信!これならリアルタイムの情報を企業は入手出来るので即座に対応策を 練ることが可能です。
特に季節ごとの価格変更や品揃えの変更には必要な情報です。
これをビジネスにするにはいくつかの条件が考えられます。

◎契約企業は1業種1社にする
これは同じ業種の競争相手同士から契約を取り付けてしまうと、自社の情報も競合相手 に漏らされることになるので実際は契約出来ないでしょう。
仮に契約出来ても信用性の面で 長続きしません。
ここはやはり「この業種では貴社だけです」と強調する事で相手にメリットを 感じさせる必要があります。

◎出来るだけリアルタイムの情報を提供する
これは労力を要しますが契約した企業の競争相手の状況を如何にマメにチェックするかで その情報の「重要性」が違ってきます。
ということは定期的な巡回チェックが必要になると言 う事です。
開店時と閉店間際、平日とウイークデー、休日ではどのように変化するか、これ らの情報収集が肝心です。
ただ、一人で数多くの企業と契約をすれば全部をスムーズにこ なすのは大変です。
基本的にはすべて現地に行かなければならないので収集に使える時間 には当然限度があります。
では、いくつもの企業と契約した場合、業務をスムーズにこなすに はどうしたら良いのでしょうか?
都市部になるほどこのサービスの需要は増えますが、収集す る企業の数や範囲も広域に渡ります。
この対策としては地域別に担当者を募集してカバー することで可能になります。
各地域からの担当者が送信してきた情報をまとめて契約企業ごとに 送信する事で解決できるでしょう。
料金の設定基準は労基法の賃金+αから算出すれ ば妥当ではないでしょうか。
でなければ企業側の予算に合わせるという手もありますが。
そこのところは実践する 人の自由裁量で何とでも・・・。
さあ、チャレンジしてみませんか?